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3月12日(日) 小松ペット霊園にて祥月月忌法要が行われました

 

祥月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、

 

・受付前に消毒液設置

・入り口前にお焼香台設置

・受付時に非接触検温

・納骨堂内の出入り口の常時開放

 

 

上記の対策を行い、

皆様に安心してお参り頂けるように致しました。

 

 

 

 

 

YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。

 

 

 

 

 

 

⇓ こんな法話をいただきました ⇓

 

 

皆さま、今日は亡き動物たちの

祥月月忌法要に訪れていただきました。

 

小春日和が続いていて、

大分暖かくなって来た今日この頃でございます。

そして、3月、4月は出会いと別れの

時期にもなってきている訳でございます。

 

卒業、または入学という事で、

学生の方々は新たな道へ旅立つという。

皆さまも、過去にそういう経験を

されてきた方々だから、

この時期になるとその時の思い出が

蘇って来る方もいらっしゃると思います。

 

「さよならは別れの言葉じゃなく、

またいつか会うための遠い約束」という風な

歌のフレーズにもなっており、

聞いた事ある方もいらっしゃると思います。

 

「出会いは人生を豊かにして、

別れは人生を深くする」という風な

言葉もある訳でございます。

出会いばかりの人生はないという事でございます。

 

“出会いの数ほど別れもある”

という事になっている、

という訳でございます。

 

また『生と死』という事を考えますと、

こういう事もございます。

“生”つまり、生まれたという事は

“死”に向かって進んでいるという事でございます。

 

これは避けて通れないという事でございます。

生まれたという事は、死に向かっている、

“身に定まった”

という事にもなるという事でございます。

 

この様に、出会いと別れは常に、

私たちは“その様な間柄になった”

という事にも繋がっている

という事でございます。

 

仏教の教えでは、こういう事を『愛別離苦』

という風な言葉で表しています。

『愛別離苦』つまり、

愛する人とは別れなければいけない、苦しみ。

これは誰もが味わうという事でございます。

 

今日、こうしてお集まりになった方たちも、

愛する、愛しい動物たちとの別れを

悲しんだ方ばかりでして、

正に愛別離苦の経験をされたという事でございます。

 

辛い別れを経験すると、

今度、出会いを本当に大事にする人になる

という風にも云われております。

この経験を活かして、

また新たな出会いに深い想いを持つ

という事も大切な事ではないでしょうか。

 

そして、こうしてお別れになった動物たちに、

温かいお気持ちで手を合わせていただく事が、

また、動物たちにその気持ちが伝わる

という事でございます。

 

そのお気持ちが伝わるという事は、

つまり、自分たちが今度、心が穏やかに、

安らかになってゆくという事にも繋がる

という事ですので、せっかく人生の期間、

動物たちにお会いになられ、

愛する動物たちと皆さま方、想い出を沢山

お持ちになった方々ばかりかと思います。

 

今は亡き動物たちに、

そのお気持ちを伝えられればいいなと、

この様に思っておりますので、

また手を合わせに来てあげて下さい。

 

さて、来週の土曜日から

3月の『お彼岸』が入ってまいります。

 

お彼岸の時期ですね。

今年は3/18から3/24までの

この1週間がお彼岸の時期になってまいります。

 

皆さま、

先祖供養にお墓に行かれたりするかと

思いますので、こういう機会でも結構です。

ご家族一同で、また動物たちに此処へ

会いに来ていただいたらな、

と思っておりますので、

是非、そういう風にしてあげて下さい。

 

本日は、ようお参りいただきました。

お気を付けてお帰り下さい。

 

 

【担当:卜部】

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