４月９日 サンドーム北動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました
多くの方にご参列頂きました。
新型コロナウイルス対策と致しまして、
・出入口の常時開放
・１階、２階観音前でのお焼香
・消毒液設置
上記を実施させて頂き、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
来月のお祥月も皆様のお越しをお待ちしております。
また、YouTubeにて法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
はい、改めまして皆さんこんにちは
本日もお忙しい中ですね、
この毎月忌のご法要に御参詣いただきましたこと
本当に心から感謝申し上げます。
今日は本当にいい天気になりまして
昨日は霰降りましたけれど
分かりました皆さんね、
もうこんな事があるんだなぁと
本当に寒く非常に大変でございましたけれども、
今日打って変って いい天気だなという事で
今年は桜がね咲くのが
本当に早かったわけでございまして、
もう全部、今葉桜になってしまっておりますけれども
ちなみに皆さん昨日、4月８日は何の日がご存じですか？
知ってる人？
あっ、そういう自信満々に手を上げて
何ですか?
『降誕会』（こうたんえん）
お釈迦様が生まれた よくご存じですね。
お釈迦様のご親戚かなんかでございますね?!
誕生日は忘れんぞって事で
降誕会と言いまして、花祭りと言った方が
みなさん、聞きなじみがあるんじゃないかなぁと
思うんですけれども
お釈迦様が4月8日にお生まれになったという事で
その御遺徳を偲んでね
全国のお寺さんでも法要を行います。
で、何でこんな話をするかと言いますと、
去年は写真を まぁ、どういう室礼を
いつもやるんですけど、
室礼をするために去年の写真を見返すんですね。
すると去年の写真には桜が供えてあるんですよ。
満開の桜を
あ、これお寺の桜や
去年は、この4月8日この辺りに
桜が咲いてた満開にと思うとですね、
どんだけ今年は早く咲いたんたんだろうなと
思ったんですけども、なんかその中で思ったのは
自分の記憶なんて本当に曖昧だなと
同じように毎年春になったら桜が咲くと
思っているけれども、今年の桜は今年の桜の
唯一無二（ゆいいつぶに）の
姿を私たちに見せてくれてるんだなぁと、
改めて時の流れまた、心の想いというもの
大切さを教えてもらいます。
どういう事かというと、
春はですね、色んなことわざがありますけれども、
こういうひとつ、ことわざ
我々禅宗の言葉で禅語とも使いますけれども
春宵（しゅんしょう）春の今宵の宵と書いて
春宵ってことですね。
これね漢詩の一説なんですよ
『春宵一刻』（しゅんしょういっこく）
一つの一刻ですから昔30分ぐらいか、
『一刻価千金』（いっこくあたいせんきん）
聞いたことありますか？
『春宵一刻価千金』（しゅんしょういっこくあたいせんきん）
という言葉があるんですね。
つまり、この我々春というものによる
気持ちいいですよね、
福井の人なんて特に我々そうですけど、
雪をこう担っていく中でね
我慢して忍んできた中で春ですから。
春眠暁を覚えずと覚えていきましょう。
朝起きるのがなかなか心地よく起きれない。
逆に夜も心地よくて
あぁ、なんて過ごしやすいんだろうなぁとか、
夜桜をみなさん楽しんだ方おられると思いますが、
価千金なんです。
みなさんは、当たり前のように今年も良い時期が来たなぁと
私もそうですけれど思うかもしれないけれども
実は唯一無二のその時間を
我々はいただいているわけですよね。
そしてもっと言いますと、
あぁ、桜が綺麗だなぁと思うけれども
その綺麗だなぁと思う瞬間に出会えてる事って
実は物凄く長い人生の中でも
嬉しい、素晴らしい一刻をいただいている
つまり気づいている心の千金ですから
それぐらいに変わる私たちの価値がある時間なんだ
そういう心の中で
さぁ、みなさん じゃ和尚さん、
この供養と何の関係があるんだと
思うかもしれませんが
まさしく、その心で今日ここに来て
1ヵ月の1回みなさん来て下さる
みなさんのを読ませていただいてますが、
今日もこの今月も、この人来て下さってるなぁと
思いながらいつもね、手ぶりをこうやって
読ませてもらうんですけれども
毎月丁寧に一刻に気持ちを
供えに来ているという事が物凄く大事なんですね
で、みなさん繰り返しと思っているかもしれんけども
今年の桜は今年だけでしょ？
なら、みなさんの１か月１回のこの心を供える時間も
唯一無二のその心なんですよ
ですから、同じく明日が来ると思わずに
今日一つのここで手を合わせるのは、
この家族動物と生きた想いを
ひとつ大事な瞬間なんだ
それぐらい丁寧にやってほしいなと
そして、みなさんそれが出来ているという事を
誇りに思ってほしいなと思うんです。
私は、このペット愛葬社さんとも
うちの父親の代から４０年の付き合いでございますが
本当に丁寧にされておられます。
本当に丁寧に供養して下さいます。
みなさんもそれぞれに色んな想いがあるかもしれないけれども
その思いに寄り添って供養をして下さっている
なかなか無いですよね そういう業者さん。
でも、もっと言うと、
まぁ蔑ろにする家族動物だからといって
蔑ろにする何ていうのかな、
簡素にね終わらせる方もおられるけれども
そうじゃなくて、同じ動物人間なく心
命の中で生きているもんだという想いで苦労できている
みなさん、ぜひそういう心をね
自分の人生に生かして大事にしていただいて
みなさんの日々に心の花を咲かせてほしいな
それが和尚のお願いでございますので
ぜひ、毎月こちらの方にお参りいただいたらですね
そういう心のでまたお参りしていただけたら幸いでございます。
今日は本当にありがとうございました
お気をつけてお帰り下さい
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